[an error occurred while processing this directive] LYREとはコンサート報告> コンサート(2002年8月30日)

結成10周年コンサート

2002年8月30日、LYREの結成10周年コンサートが催されました。
会場は教会で、80席ほどの椅子が準備されていましたが、
100人近い観客で、立ち見も多数という状態でした。

プログラムは次の通り

私たちのこの口は 登場してすぐ(挨拶より前に) 歌われた。LYREのコンサートはこの曲で始まることが多い。
コメント(青木氏) はじめの挨拶。会場となった教会の献堂と、LYRE結成10周年を記念したコンサートであると説明。
小さな祈り CD1の3曲目。
コメント(飯塚氏) 「LYREの歌で励まされたという人の事を聞くが、LYREのメンバー自身も悩みの中にある時、共に賛美することで助けられてきた」という証し。
風歌 CD1の14曲目。CDと違い、サビを「ラララ〜」で歌うところから始まった。
このままで CD3の7曲目。後半サビの繰り返しの中で1回、伴奏を抑えた所がとても美しかった。
井戸のそばで CD3の6曲目。最後の飯塚氏のソロは、震えるほど迫るものがあった。
神様大好き CD2の9曲目。「立てる人は立ちましょう」とLYREから声がかかった。座りっぱなしではお客様がつらいだろうという配慮からだった。意外とみんな大声で唱和し、一部からは「フー」の掛け声も出ていた。CDではフェイド・アウト(だんだん小さくなって終わる) だが、ライブだときっちり「ジャン」と終わったのが面白かった。
この道はひとつ 観客は着席。CD1の8曲目。素晴らしくて涙が出た。メンバーも感極まっているように見えたりした。
コメント(具志堅氏) 「絶対抜けられるはずのない仕事を抜けられ、直前に腰を痛めても動け、台風でフライト中止となる飛行機の中で唯一予約の飛行機が飛び、このコンサートに来られた」との証し。どんな事態にも「祈ってるから」とだけ言うメンバーの友情?が明らかにされた。LYREは6人全員の出身地が異なり、何と出身教団も違うという事実に観客は驚いた。座って歌えるようにと椅子が用意されていたが、具志堅氏は最後まで立って歌い通した。
インマヌエル CD2の15曲目。具志堅氏のアルトが豊かで圧倒的。
コメント(小山氏) 「LYREは楽譜を使わない。歌詞カードだけで歌う。伸ばすところは矢印が書いてある。歌うパートも即興的で、本番1回きりしか歌えないパートもあったりする。」とのエピソード。
ひびき CD3の15曲目。CDと違ってピアノだけの伴奏がシンプルで新鮮。この曲の題と同じ名前である塚田氏のご子息は、観客の真上にある母子室にいた。
コメント(塚田氏) 「6人そろってのコンサートは2年ぶり。滅びるべき自分が十字架によって救われたという事実をいつも思う」という証し。次の曲のもとになった詩篇67篇が紹介された。
希望の朝に 塚田氏の新曲。飯塚氏と具志堅氏のデュエットから始まる、明るい希望の曲。おそらく来年の新CDに収録されることだろう。待ち遠しい。
コメント(若林氏) 「10年たつと体力も衰え、リハーサルでは1〜2曲で座り込んでしまった。終わらないように思える苦しみにも、神様は朝を与えてくださる」という証し。それは次の曲に実った。
帰り道 若林氏の新曲。Aメロで途方に暮れ、Bメロでマイナーになるが、サビで視線がぐーーっと上に引き上げられて希望を見せてくれる名曲。
ハレルヤ CD1の15曲目。LYREのコンサートはこの曲で終わることが多い。全員非常によく声が伸びていて、衰えを一切感じさせなかった。
表彰式 LYREのCDを発売しているライフ・ミュージックから、ゴスペルCCM大賞金賞の表彰。また、楽譜集の出版と、新CD制作の発表があった。
いつもともに CD3の2曲目。6人とは思えない、もっと大人数で歌っているかのような豊かで生き生きしたパートの数々。
祝福があるように CD3の1曲目。CDではアカペラだが、ここではピアノ伴奏。意外なコードが付いていたりして興味深かった。

コンサートではメンバーの紹介が無かったので、一応ここに書いておきます。
ステージには常に5人が立ち、左のピアノの前に1人がいました。
ステージに向かって右から、青木信太郎氏、小山晶子氏、具志堅千登勢氏、飯塚めぐみ氏。
以上4人は最初から最後まで同じ位置にいました。
ピアノは、若林栄子氏か塚田献氏で、曲の作者の方が弾きました。
ピアノを弾かない方は、ステージの左端に立ちました。

若林氏がピアノを弾いている時はこんな感じ、

塚田氏がピアノを弾いている時はこんな感じでした。

6人全員がステージに立つことはほとんどありませんでした。
これは貴重なショットです。

表彰式で、2003年に新CDが制作されることが発表されました。
今回初めて披露された新曲2曲も収録されることでしょう。
また、既に発売されている3枚のCDの全収録曲の楽譜が1冊にまとめられ、
2002年9月に発売されることも発表されました。

コンサート終了後はメンバーが出口にまわり、
サインに応じたり、挨拶や歓談をしたりしていました。
かなり長い時間でしたが、徹底的にお客様とつきあっていました。


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