[an error occurred while processing this directive] LYREとはコンサート報告> コンサート(2010年11月2日)

リラファンコンサート
(いのちのことば社中野本部ビル2F ワードチャペル)

2010年11月2日のコンサートについて報告します。

いのちのことば社60周年の記念行事の一環として、
社内のホールで開催されました。
グランド・ピアノが前週に与えられたとのことです。
19時に始まりましたが、最初に、
2日前に結婚されたばかりの千登勢氏とパートナーの松浦氏に、
いのちのことば社からサプライズの贈り物がありました。

全プログラムを書き留めておきます。
曲名に(栄子)と付いているのは栄子氏、(献)は献氏の曲です。

わたしたちのこの口は(栄子) いつものようにLYREは、舞台にのぼると挨拶より先に、まず歌いました。この2年間、LYREは各地に散っていましたが、それぞれの場所でも同じ思いをもって賛美の歌を歌い続けてきたメンバーです。2年かけてリハーサルをしてきたようなものです。最初の曲から完全にLYREサウンドでした。感無量です。
 信太郎氏あいさつ 「こんばんは。いのちのことば社60周年という機会にここでコンサートができて感謝です。メンバーの結婚という嬉しい事があり、いつもはバラバラのLYREが集まれました。では自己紹介をしていきます。」
 栄子氏あいさつ 「久しぶりに、思いがけずコンサートができます。一緒に賛美しましょう。」
 献氏あいさつ 「2008年に宣教師としてブラジルに渡りましたが、今回は20日間の帰国となりました。」
 千登勢氏あいさつ 「土曜日(10月30日)に、やっと結婚しました(なぜか晶子氏が爆笑)。松浦千登勢と申します。パートナーが与えられて感謝しています。」
 晶子氏あいさつ 「みなさん、犠牲をはらって来てくださってありがとうございます。しょってるものを置いていってください。」
 信太郎氏あいさつ 「春日部から来ました。2年ぶりのコンサートです。」
真実の光(献) 舞台左端にピアノが置かれ、作曲者の献氏と栄子氏が、自分の曲の時にピアノに移ります。この曲ではピアノに献氏、舞台上に左から栄子氏、千登勢氏、晶子氏、信太郎氏と並びました。信太郎氏はマイクをスタンドに固定して歌います。女性3人は右手にマイクを持ち、左手で思い思いの表現をします。3人の左手の薬指には結婚指輪。曲の途中でアカペラになりますが、そこから先は全員の視線が上に向かい、歌声は天に昇っていきました。
どんな時でも(献) 晶子氏のソロで始まり、最後もソロで終わります。晶子氏は、歌詞の内容を深く理解し自ら体験したこととして歌うので、その声は聴く人の心の奥に届きます。多くの人が涙していました。
 栄子氏コメント 「次は、小さな祈り という曲です。幼稚園の時、親に自転車の後ろに乗せてもらって通っていました。その時に、雲がいろいろな形に見えました。今は娘が幼稚園に通っています。娘は神様を信じ切って祈っています。」
小さな祈り(栄子) 自転車の後ろに乗った小さな子どもの上に広がる限りない空、それよりも大きな神様、そんな大きな神様が、小さな子どもの祈りを聞いていてくださる。この曲でも涙している方、多数でした。
 献氏コメント 「次は、主の御手につつまれて という曲です。私たちはどこにいても、神様に生かされ、つつまれています。」
主の御手につつまれて(献) 晶子氏のソロから始まります。聴くたびに風を感じる曲です。この曲は途中で、竹を割ったように転調します。そしてぐうーと上に向かい、最後に全員が違うメロディーで自由に「ラーーララー」と歌います。聴く人を天に引き上げ、解き放ってくれるようです。
 千登勢氏コメント 「次は、Special day という曲です。結婚式の引き出物に、素晴らしいクリスチャンの陶芸家の方の器を用意したのですが、きょうはみなさんにひとつプレゼントしたいと思います。私が結婚した10月30日が誕生日の人、いらっしゃいますか? (いませんでした) では結婚記念日だという人は? (いませんでした) では11月中に結婚するという人は? (いませんでした) では今日が誕生日だという人は? (いませんでした) では10月30日から1週間以内が誕生日だという人は? (2人いました) では、この器、2つセットになっているので、おふたりで分けてください。」
Special day(栄子) クリスマスの楽しい歌です。ピアノの間奏の時に晶子氏が、何かおかしそうに栄子氏とアイコンタクトをとっていました。
 晶子氏コメント 「Special dayの間奏、長すぎますよね!(そういうことですか。鈴があるとよかったですね) 次は、輝くように という曲ですが、実は2年前のレコーディングで歌ったきりで、生で歌うのは今回が初めてです。間違ったら、優しく目で教えてください。」
 献氏コメント 「輝くように という曲は、大きな思いをもって作りました。平和があるようにということです。」
輝くように(献) 献氏の曲にはスケールの大きなものが多いですが、この曲も、丸い地球を外から見ているような思いになります。今も世界中で争いにより命が失われていることを思い、切実に祈るようにと促されます。
 晶子氏コメント 「次は、小さな手 というクリスマスの曲です。(楽譜が落ちました) すみません〜。昔は手書きの歌詞を切り貼りしたものを見ながら歌っていました。」
小さな手(栄子) クリスマスの曲は何百曲もあるでしょうが、この曲はその中でも極めて名曲です。「クリスマスおめでとう」ではなく、クリスマスの本当の意味であるキリストの受難を直結させ、しかも2千年前のベツレヘムと現代の自分とも直結させて歌っています。会場は涙・涙でした。2節では献氏ひとりが「アー」と別旋律を歌うのですが、そういう局面で不可欠なのが、信太郎氏です。多くの曲で彼が主旋律を男声として支えているからこそ、献氏は自由に独創的なパートを歌えます。ひとりマイクをスタンドに固定しているのも、頼れる柱的な存在だからかもしれません。
 献氏コメント 「次は、かけがえのないもの という曲です。2008年のCDのタイトルでもあります。私たちは命のかけがえのなさを知っていても、それをおろそかにしたり、逆にしがみついたりしてしまいます。でもすべてを神様に委ねる時に、神様が大事にしてくださいます。」
かけがえのないもの 2節の「励ます友の声、絶え間ない祈り」を聴くたび、ブラジルでの宣教の厳しさの中でも、LYREの祈りが献氏と家族を支えていることを思います。そして今回、参加できなかった佐々木めぐみ氏のことを思うメンバーの思いも伝わってくるように思われました。
 献氏コメント 「ここまでが、2008年でした。次は新曲で、すばる座 という曲です。LYREは、普段から連絡を密に取りあうという間柄ではありませんが、栄ちゃんは新しい曲ができると録音して送ってくれます。それはブラジルの地で私達夫婦の慰め、励ましとなっています。すばる座 もそういう曲で、ぜひ歌いたかったのですが、なかなか言い出せず、今日、プログラムが決まり、リハーサルが終わってしまった後で、やっぱり歌いたいと思って無理に入れてもらいました。」
すばる座(栄子) 冬の星空の下で天に思いを向ける曲です。「主は星の数を数え、そのすべてに名をつける。」(詩篇147篇4節) を思いました。
 千登勢氏コメント 「次は、共に という曲です。結婚式でLYREで賛美しました。以前から私の行く所には台風がついてくると言われていて、結婚式直前も台風が日本をカバーしていましたが、信仰の友たちが祈ってくれていて「大丈夫だよ」と言ってくれて、平安がありました。結婚式の日は青空でした。実はパートナーとは歳の差がありまして、○歳離れていて (会場、驚愕のあまり騒然となったため、ここでは数字を伏せておきます) CSの教え子だったんです。10年間音信不通だったりしましたが、フィリピンで再会して結婚まで導かれました。100%神様に委ねる時、人間わざではないことが起きます。神様の可能性は無限です。」
共に(栄子) 聴く人に、それぞれの大切な人への思いを新たにさせる曲です。
 献氏コメント 「次は、いのちのひかりは という曲です。」
いのちのひかりは(献) 主は 望み、いのち、すべて、であると歌われました。
 栄子氏コメント 「次は最後の曲、美しき日々 です。(小さな子の泣き声)。すみません、うちの子が泣いてます。私たちはまた、それぞれの場所に散っていきますが、きょう、ひとつになって賛美できて励まされました。」
美しき日々(栄子) 私の大好きな曲です。ここに歌われているのは茨城の自然ではないかと思います。私の心にある美しい自然も茨城です。栄子氏の飾らない歌声から始まり、日常の中にも溢れている神様の愛が歌われます。地上にある最大の恵みは、神様に愛されているという事ですね。そして「離れているけれど 喜び歌いあえる友」が与えられています。ここまでで、拍手の中、LYREは退場していきました。
月の光(栄子) 鳴り止まない拍手を受けて、アンコールです。「月の光」と聞いて、「わぁ〜」と歓声が上がりました。そして多くの人が涙とともに聴いていました。
主の祝福があるように(献) この曲でも「お〜」と歓声が上がりました。LYREが観客ひとりひとりの祝福を祈ってくれているようでした。
わたしたちのこの口は(栄子) 最後の最後に、みんなで歌いましょうということで、再びこの曲でした。

20時50分に終了後、握手・サイン会がおこなわれ、大盛況でした。


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