LYRE のメンバーのうち5人の卒業が迫った1996年2月、解散する前に記念として自主制作したCDである。最初は6枚だけ作ってメンバー6人が1枚ずつ持てればという慎ましい企画だったが、欲しいという学友が多かったため、急遽卒業式に合わせて制作し販売した。これが学内だけでなく外でも売れに売れ、後には増刷されて2000枚以上が出回ることになった。
　　録音はメンバーの学友でマネージャーだった菊池氏のホーム・スタジオでおこなわれた。1人1本マイクを使い、ミキサーでバランスをとり、直接DATに録音した。卒業式に間に合わせるためには余りに時間が無く、数日でレコーディングからマスタリングまで終えてしまった。というわけで録音が粗い所もあるが、かえって他のアルバムでは聞けない生々しい LYRE を聞くことができる。